ボルトの安全講習と豊田会議

こんにちは!店長の小川です!

6/1~2日は、
小川山で催された”CLIMB ON”で受講したボルトの安全講座と、愛知県豊田市で開催された”豊田会議”および”豊田の岩場清掃”にアングラの常連さんと参加してまいりました。

今回は僕の個人的な活動で参加したんですが、
今の日本のアウトドアクライミングが抱える問題やその解決に向けての模索といったことを、現場で生の声を聴き、実際に見て、そして肌で感じるというとても貴重な経験が出来ました。
ということで今回の経験から感じたことなど皆様のお伝えすることで、一人でも多くのクライマーがクライミング界の現状に関心を持つ機会を作れましたらと思います。

まずは
ボルトの安全講座
6/1、2日に長野県川上村のクライミングエリア、小川山で毎年行われるイベント【CLIMB ON】
今回はその中の“ボルトの安全講座”に参加してきました。


ボルトの安全講座は、アングラでも団体加入を行っているNPO法人JFA(日本フリークライミング協会)と世界的アウトドアブランドTHE NORTH FACEの協賛のもと、JFAでリボルト指導員をつとめる井上大助氏を講師に迎え行われました。
クライマーとして知っておかなければならない安全のための知識はもちろんですが、リボルトが必要な岩場は数多くあるにも関わらず、資金不足や人員不足などの事情でなかなか作業が進まない現状など、クライミング業界で働く者として今後解決していかなくてはならない課題について深く考えさせられました。


続いて
・豊田会議



最近アクセス問題等により、一部のエリア(通称:百閒エリア、百閒楽園エリア、天空エリア)が登攀自粛となった豊田の岩場。
豊田会議は該当エリアのこれからについて意見交換し、議論するために開かれました。
総勢41名の方々が集まり、豊田の岩場への皆さまの熱い情熱を感じることができました。
また、遠く離れた関東からでは知ることができない現場の声や熱量、問題点などを直に知ることができ、個人的にもとても貴重な経験でした。
ところどころヒートアップする場面もありましたが、豊田岩場のこれからに向けて大きな一歩を踏み出したように思います。

・豊田の岩場清掃




クライマー有志を募り地元の清掃活動に参加するという試み。
地域の方々にも大変喜んでいただくことができました。
そして岩場の地権者様をはじめ、地元の方々と直接接する貴重な機会になりました。また、地域が抱える問題(人口減少、過疎化)などについてのお話も聞くことができ、クライマーにも地域貢献のために出来ることが沢山あるししなければならないと感じました。

これからは自分たちがクライミングを楽しむばかりでは登れる岩場はどんどんなくなります。
ごみを捨てない、駐車ルール違反は絶対にしない、その辺で用を足さない、岩のクリーニングなどはもはや当然の義務です。
今後は、いつも岩場を快く登らせてくれている地権者や地元住民の方々への感謝気持ちを持って地域貢献活動や街の活性化活動に積極的に参加し、クライマーと地元がつながっていくことが登れる岩場を守ることになると思います。


最後に、
近年のクライミング人口の増加に伴い、岩場で頻発するようになってきた数々の問題。
その問題の解決にはクライミングジムがクライマーにクライミングのルールやマナー、抱える問題点などについて正しく伝えていく義務があると強く感じました。
アングラもクライミング界の一員としてお客様に正しい知識を伝え、クライミング界をよりよくしていくため、そして未来のクライマーにフィールドを残すためにも積極的に活動していきたいと思います。




ボルトの安全講習と豊田会議

こんにちは!店長の小川です!

6/1~2日は、
小川山で催された”CLIMB ON”で受講したボルトの安全講座と、愛知県豊田市で開催された”豊田会議”および”豊田の岩場清掃”にアングラの常連さんと参加してまいりました。

今回は僕の個人的な活動で参加したんですが、
今の日本のアウトドアクライミングが抱える問題やその解決に向けての模索といったことを、現場で生の声を聴き、実際に見て、そして肌で感じるというとても貴重な経験が出来ました。
ということで今回の経験から感じたことなど皆様のお伝えすることで、一人でも多くのクライマーがクライミング界の現状に関心を持つ機会を作れましたらと思います。

まずは
ボルトの安全講座
6/1、2日に長野県川上村のクライミングエリア、小川山で毎年行われるイベント【CLIMB ON】
今回はその中の“ボルトの安全講座”に参加してきました。


ボルトの安全講座は、アングラでも団体加入を行っているNPO法人JFA(日本フリークライミング協会)と世界的アウトドアブランドTHE NORTH FACEの協賛のもと、JFAでリボルト指導員をつとめる井上大助氏を講師に迎え行われました。
クライマーとして知っておかなければならない安全のための知識はもちろんですが、リボルトが必要な岩場は数多くあるにも関わらず、資金不足や人員不足などの事情でなかなか作業が進まない現状など、クライミング業界で働く者として今後解決していかなくてはならない課題について深く考えさせられました。


続いて
・豊田会議



最近アクセス問題等により、一部のエリア(通称:百閒エリア、百閒楽園エリア、天空エリア)が登攀自粛となった豊田の岩場。
豊田会議は該当エリアのこれからについて意見交換し、議論するために開かれました。
総勢41名の方々が集まり、豊田の岩場への皆さまの熱い情熱を感じることができました。
また、遠く離れた関東からでは知ることができない現場の声や熱量、問題点などを直に知ることができ、個人的にもとても貴重な経験でした。
ところどころヒートアップする場面もありましたが、豊田岩場のこれからに向けて大きな一歩を踏み出したように思います。

・豊田の岩場清掃




クライマー有志を募り地元の清掃活動に参加するという試み。
地域の方々にも大変喜んでいただくことができました。
そして岩場の地権者様をはじめ、地元の方々と直接接する貴重な機会になりました。また、地域が抱える問題(人口減少、過疎化)などについてのお話も聞くことができ、クライマーにも地域貢献のために出来ることが沢山あるししなければならないと感じました。

これからは自分たちがクライミングを楽しむばかりでは登れる岩場はどんどんなくなります。
ごみを捨てない、駐車ルール違反は絶対にしない、その辺で用を足さない、岩のクリーニングなどはもはや当然の義務です。
今後は、いつも岩場を快く登らせてくれている地権者や地元住民の方々への感謝気持ちを持って地域貢献活動や街の活性化活動に積極的に参加し、クライマーと地元がつながっていくことが登れる岩場を守ることになると思います。


最後に、
近年のクライミング人口の増加に伴い、岩場で頻発するようになってきた数々の問題。
その問題の解決にはクライミングジムがクライマーにクライミングのルールやマナー、抱える問題点などについて正しく伝えていく義務があると強く感じました。
アングラもクライミング界の一員としてお客様に正しい知識を伝え、クライミング界をよりよくしていくため、そして未来のクライマーにフィールドを残すためにも積極的に活動していきたいと思います。




このブログの人気の投稿

上裸でのクライミングに関しまして

2周年に向けてスタッフ紹介!!

店長交代のご報告